【山田ゼミ3年:野村證券のDEIについて学ぶ】

 こんにちは!山田ゼミ3年の櫻井です。今回は野村證券株式会社様から営業を担当されている長船様、DEI推進室の梅沢様、岩崎様をお招きし、金融機関で女性が働くことについて、様々な観点から学びました。

 ちなみに「DEI」とは、Diversity,Equity&Inclusionの頭文字であり、ダイバーシティは国籍、人種、年齢、性別、性自認、性的指向、宗教、信条、社会的身分、障がいの有無、価値観、経験など多様な人材や視点が存在する状態のことであり、エクイティは全ての人が目標を達成できる環境を作るために、個人の状況やニーズに応じてリソースや機会を提供することであり、インクルージョンは多様な視点や考え方を受容し、互いに尊敬し合い、各々のスキルを最大限活用するために行動することです。野村證券のDEI推進体制がよく理解できました。

 我が国におけるDEIの施策についてもお話があり、女性が社会で働く上での課題も明確になりました。野村ホールディングスでは、2023年現在で女性の管理職比率は20%です。東京証券取引所に上場している代表的な企業100社における目標としては、2030年を目途に取締役会に占める女性割合を30%にすることです。現状において、働く女性に対してどのような支援が実際になされているのかも具体的にわかりました。

 男性社員に対しても「男性育児休業」が充実していることにも驚きました。山田先生は大学卒業後、大手証券会社で働いていらっしゃいましたが、その頃はこんなに制度は充実していなかったとのことです。働いている社員が安心して働くことが出来なければ、業績も伸びないと思います。ようやく日本でもこういった制度が充実してきたことで、これから社会に出て働くにあたって大変励みになりました。

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