【山田ゼミ3年:行政について学ぶ】

 こんにちは!山田ゼミ3年副ゼミ長の井手です。私たちの学科は会計やファイナンスを中心に勉強するので、政治や行政について学ぶ機会がありません。しかし、行政は私たちの生活にとって非常に関わりの深いものであり、山田先生のご配慮からこのような学ぶ機会を得ました。獨協大学法学部から、行政がご専門の大谷先生をお招きしました。一見、堅そうな行政の話を非常にユニークにお話頂き、興味深く聴くことができました。

 今回のテーマは「政策とは何か」です。公共的な問題は非常に複雑であり、個別の政策問題は他の政策問題と関連してくるので、全体的な視点が必要です。また、ある問題の解決が、他の問題の悪化につながるケースもよくあるそうで、経済発展と環境保全の事例などを挙げてご説明頂きました。

 また、住民1人1人にとっても問題は異なり、政策立案、政策施行までのプロセスは非常に難しいものだと理解できました。しかも、問題の構造や要因は時代とともに変化します。政策を策定するまでに課題設定が重要であることや政策課題の優先順位など、政策ができあがるまでには本当に複雑な過程があることがわかりました。内閣提出法案を例に政策ができるまでについても学びました。

 最後に、法律の形をとらない政策もあるということで、くまモンの成功事例を挙げながら地域活性化についてや役所の婚活支援など、行政の様々な機能を多面的に学ぶことができました。

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