会計ファイナンス学科教員の鈴木です。

 鈴木ゼミでは毎年度、学生が1社を選び、直接、企業と交渉してプロジェクト実施の合意をえて、財務や戦略に関する具体的な提案を企業の方々にプレゼンする活動に取り組んでいます。本年度は、女性向けファッション大手の株式会社ハニーズホールディングス様にご協力いただけることとなりました。10月の中間発表に続き、このたび最終報告を実施しました。

 最終報告では、財務指標の中でも在庫回転率に焦点を当て、電子商取引(EC)戦略やSNS戦略に関する提案をさせていただきました。さらには、販路拡大の観点から、特定の海外市場への進出についても提案させていただきました。

 一般的なPBLでは、課題や相手企業がすでに決められていることが多いですが、ここでは、それらを学生自身が決定し、交渉から進めていきます。難易度の高い取り組みではありますが、発表直前では夜遅くまで議論を重ね、最後の最後まで時間を最大限に使い切ろうとする学生の熱量に、教員の私も胸を打たれました。

 また、プレゼンの際には、株式会社ハニーズホールディングス様が事業の向上を常に追い求めておられる姿勢を間近で拝見できたことにも深く感銘を受けました。学生の説明が十分でない場面もあったかと思いますが、管理本部長の佐藤様をはじめ、皆様に真摯にご対応いただき、学生にとって非常に貴重な学びの機会になったと感じています。

 ゼミ生には、本活動を通じて、組織(チーム)で取り組む重要性、データから本質的な課題を見抜く洞察力、それを解決するための想像力、そして提案を形にして伝える行動力まで、実践的な学びを体感してもらえたのではないかと思います。少しでも社会に貢献できる人材へと成長していってくれることを願っています。そして、本発表が株式会社ハニーズホールディングス様に少しでも貢献できたとすればすばらしいですね。

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