【資金調達ゲーム】

会計ファイナンス学科教員の山田です。私が担当する授業で「ファイナンス基礎」があります。ファイナンスは一見、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実はとっても面白い学問です。必ず皆さんの役に立つものです。今回はその授業の1つを紹介します。

各グループの中で経営者、銀行、投資家を決定!

私の授業では「理論」と「実践」の双方を重視しています。この学科のポリシーでもある、「学んだものを使えるものに変える」ことを意識しています。今回は「資金調達ゲーム」を行いました。簡単に説明すると、まずクラスをいくつかのグループに分けます。各グループの中で、経営者、銀行、投資家を決めます。経営者はこれから自分の会社で行おうとしているプロジェクトを選択します。どのプロジェクトを選択するかは、ファイナンスの知識が必要になります。プロジェクトの実行のためには資金が必要になります。銀行から融資を受けるか、投資家から出資という形で調達するか。経営者は自身が選択したプロジェクトをアピールし、銀行や投資家から目標とする金額の資金を調達しなければなりません。交渉がスタートします。銀行から資金を調達するにはどうしたらいいでしょうか?銀行はどのようなプロジェクトに、どれくらいの金利で、いくらまでなら融資するでしょうか?株主となる投資家はどのようなプロジェクトを好むでしょうか?今回は、経営者は2000万円を調達しないとなりません。そして、最後に、果たしてそのプロジェクトは成功するのか・・・!?

どのプロジェクトを選択するかは、ファイナンスの知識が必要です。

銀行は融資したお金を、利息を含めて回収できるでしょうか?株主はリターンを得られるでしょうか?

高校生の皆さん、入学したら是非挑戦してみましょう

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