キャリアプランニング基礎演習Ⅲにて東京税理士会 世田谷支部長 税理士 松野淳子氏による講義を実施しました

こんにちは!会計ファイナンス学科教員の加納です。

 令和2年6月15日(月)、学科二年生全員を対象とする「キャリアプランニング基礎演習Ⅲ」において、税理士の松野淳子先生をお招きして、『税理士と私』というテーマで講義をしていただきました。松野先生は現在、東京税理士会 世田谷支部の支部長として、また税理士法人アドヴァンス会計の副代表として幅広くご活躍の先生です。 

 講義はオンラインで実施し、税理士の使命、公認会計士との違いや税理士の仕事について説明がありました。また先生ご自身がなぜ税理士となられたのか、子育てをしながら勉強されてきたいきさつから、人との出会いを大切にされてきた人生であったことに話が進み、大きな病気をされた経験から、死と正面から向き合いながら感じてこられたことなどを赤裸々に語られました。
多くの学生にとって、自分のキャリアや将来を考える良い機会となったばかりでなく、一人の女性としての松野先生の人生に共感したことが、以下のリアクションペーパーから分かりました(一部抜粋)。


・先生のお話を聴くことで自分のこの経験を思い出し、自分はなんのために勉強をしていたのかを再び考えることができ、改めて一度勉強からはなれ自分自身を見つめ直すことの大切さに気づくことができました。ありがとうございました。
・税理士の仕事は、堅苦しいものだという考えの方が大きかったけれど、我々ではできない税に関する業務のお手伝いをしてくれたり、相談に乗ったりと、すごく人のためになっていると感じました。
・特に税理士の社会貢献の仕事内容が興味深かった。メインとなる税理士業務以外でも、違ったベクトルで人の助けになるようなことができる仕事内容はとても素敵だと思った。
・税理士についてのお話はあまり聞いたことがないので良い経験になった。全国で見てみると公認会計士と比べて2倍以上もの税理士がいるということに驚きだった。
・松野先生が何度もおっしゃっていた、経験を積んでさまざまなことに挑戦、チャレンジすることが大事という言葉がとても心に響きました。やらない後悔よりやる後悔の方がいい。やらなかった後悔は凄く大きいので何事も挑戦することがいいと改めて感じたので自分も様々なことに挑戦していこうと思った。
・「そのときの出会いが人生を根底から変えることがある。よき出会いを」という言葉が気持ちに残りました。
・特に友達と高められる関係になるといいっていうのを聞いて、今の友達と競い合いながらお互い高め合っていけたらいいなと思いました。
・今私たちが学んでいることはこれから先、様々な面で役立ち広がっていけるのかなと思いました。このまま専門的な勉強を続けていき、視野を、将来を広げていきたいと改めて思いました。学生のうちにやりたいことや挑戦したいこと、取りたい資格に全力で取り組もうと思いました。

 このように、会計ファイナンス学科では、高い専門性を持ち実務で活躍される多くの方々の示唆に富んだ話を聞くことにより、学生が自分のキャリアを考えながら、積極的な学びを能動的に進めて行けるような機会を数多く設けて、学生の学びを応援し続けています。