【山田ゼミ:キッズ未来プロジェクト】

こんにちは!山田ゼミ3年の谷田貝と若狭です。

山田ゼミでは、現在2人1組となって企業との合同プロジェクトを行なっています。

その中で今回私たちが担当しているのは、「子ども食堂」についてです。

「子ども食堂」とは、団体によって多少違いはありますが、多くは、シングルマザーのご家庭を中心に、母親の帰りが遅い子どもなどに温かい栄養のあるご飯を提供するボランティア活動のことを言います。

しかし、現在コロナウイルス拡大の影響により、集まって食事をとる形式のものは開催できていません。また、ここには書ききれない様々な現実があることを知りました。

そのような中、今回私たちが取材させていただいた子ども食堂は、会員制で非対面の活動だけの開催とし、お弁当作りや無料の英語塾、食材宅配サービスなど、非対面でもできるような、工夫された支援の方法を行なっていました。

実際に現場を訪れ感じたことは、まず自分が知ろうとしなければ分からない現実が取材を通して見え、もっとこの現状に目を向けなくてはいけない問題であるということを感じました。そして想像していた子ども食堂とは大きく違っていて、その場で食事を出すことだけが子ども食堂ではなかったということを知りました。

一方で、支援を受けたいと思っていても、そういった情報を得る方法がわからない方が多く、コロナウイルスの影響もあり、実施されているところが少ないというのも現状です。

そこで私たちができることは、ボランティアへの参加や寄附、この現実を情報として発信して多くの協力を促すことだと思います。今回の取材を通じて、自分達も地域で行われている子ども食堂にボランティアとして参加して、その実情を知ることで、この活動に少しでも貢献し、幅広い支援が得られる環境を作っていきたいと思いました。