朝日生命寄付講座「金融ビジネスのニュートレンド」

 会計ファイナンス学科教員の伊勢坊です。

 今回は、朝日生命保険相互会社様と連携して実施している朝日生命寄付講座「金融ビジネスのニュートレンド」をご紹介いたします。

 11月30日(木)は、朝日生命保険相互会社 営業職員体制強化部 コアスタッフの松尾恵里様に、「生命保険ビジネス入門」というテーマでお話しいただきました。

 少子高齢化などの影響により日本の社会保障給付費は増加傾向にあり、社会保障制度を維持するためには、自己負担額の増加や給付内容の縮小などが予想されます。そのような中、万が一に備える生命保険は、ライフステージに合わせてその時に必要な保障を把握した上で意向にあった加入が重要であるとのご説明がありました。保険は貯金と違い、契約が成立した時点からすぐに決められた金額が保障されるため、予測できないリスクの備えとして最適であり、人生におけるさまざまなリスクをカバーするものです。生命保険会社の社会的使命は、「社会保障制度の現状」や「医療・介護の必要性」を伝え、生命保険の必要性を1人でも多くの方に伝えることであるというお話で、講義は締めくくられました。 

 講義後は、松尾様の就職活動についてお話いただきました。好きなこと、やってみたいことが見つからない状態で始めた就職活動の中で、自身を見つめなおし、何をやっているときが幸せか、その答えにたどりつき、生命保険会社への就職を決められたそうです。就職活動を控える学生の中には、やりたいことが見つかっていない学生もいると思いますが、参考になるお話だったと思います。

 松尾様、どうもありがとうございました。