【会フ3年生】授業「マネジメント・ケーススタディⅡ」のご紹介

 会計ファイナンス学科教員の伊勢坊です。

 担当授業「マネジメント・ケーススタディⅡ」について、ご紹介します。この授業は、実務経験のある方々を講義にお迎えし、自身が携わった具体的なビジネスの実例経験をもとに、課題の発見から解決にいたるプロセスを、臨場感あふれる「ライブケース」として展開します。学生は、当事者の視点に立って課題解決の現場を追体験することを目指し、ビジネスモデルを考え、発表します。各ケース共に、グループでビジネスモデルを練り、発表を行うため、負荷の高い授業ではありますが、学生からはとても好評な授業です。

 今回は食品業界です。ご講義いただいたのは、元アサヒグループHD株式会社取締役で、現昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員の古田土俊男先生、カルビー株式会社研究開発本部本部長の柚木英明先生です。

 受講生に与えられたテーマは、「カルビー社が〇〇を始めたら」です。カルビー社のリソースを活かした新規事業を提案すること、その中で、若者世代らしいアイデアからビジネスを着想することが求められました。

 受講生からは、以下のような提案がありました。

  • 食の好みで繋がるマッチングアプリの開発
  • 水中でジャガイモを栽培する観光事業
  • Calbee社の商品を擬人化した2次元アイドルグループの結成
  • 映画を見ながらカルビーの商品を食べよう!
  • Calbee大学校~食の未来を学ぶ~
  • 咀嚼トレーニングスナックの開発~噛んで整える“大人のケアスナック”

 今回のプレゼンでは若者らしい斬新なアイデアが複数提案され、興味深かったです。斬新なアイデアであるが故に概算が難しい場面もありましたが、事業規模の感覚を掴む経験として今後に活かしてもらえたらと考えています。新規事業を考える楽しさを少しでも感じてもらえたら嬉しく思います。

 古田土先生、柚木先生、講義および講評、どうもありがとうございました。

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