「学生のみなさんに今伝えたいこと」

 みなさんこんにちは。会計ファイナンス学科の教員、小森亜紀子です。会計ファイナンス学科の授業は、1年生前期必修の「女性のキャリア形成とビジネス」、3年生の「ゼミナール」、「女性のための組織行動論」を担当しています。その他には、京王電鉄・株式会社三恵等、企業とのプロジェクトも担当しています。現代ビジネス研究所事務局長・女性文化研究所のプロジェクト研究(企業における女性活躍推進)・個人研究(日本とフランスの女性の仕事と家庭についての意識の比較)もしています。今は、ダイバーシティやキャリアについての研究をしていますが、専門は教育社会学です。

 見た目は「怖いキャリアウーマン風」と言われますが、本当は結構ドジで情に流されやすいタイプです。上級生の皆さん、知っていますよね?

 昭和女子大学では、キャリア教育に力を入れていますが、皆さんに「一生働き続けなさい」と言っているわけではありません。「独立」した女性になり、「主体的」に人生の選択をしよう!自分の「リーダー」になろう!と伝えています。長い人生何が起きるかわかりません(まさに今がそうですね)。自分の足で立てる人になってもらいたいです。そして、自分やその周りの人だけの幸せだけではなく、みんな一緒に幸せになることを目指してほしいです。

 何だか「夕日に向かって走れ!」の体育会系みたいですが、そうなのです。体育会系なのです。学生サークルのフロアホッケークラブの顧問もしています。月に2回くらい学生部員と体育館を走り回っています。フロアホッケーとは、老若男女、年齢を問わず、障がいの有無も関係なく、みんな一緒に楽しめるスポーツです。皆さんのご参加、いつでもウェルカムです。フロアホッケーに興味を持った方、Googleで調べてみてください。昭和女子大学チームは、全国大会にも4年連続で出場しています。簿記の勉強の合間に、体育館で運動をしませんか?

 さて、話が相当ずれました。会計ファイナンス学科はしっかりと勉強をする学科です。学びの姿勢を身につけることが、人生の満足度を高めることは統計的に証明されています。一緒に学びの姿勢を身につけて、幸せな人生にしていきましょう。まわりの人を幸せにできる人になりましょう。

 今は自分にできることをちゃんとして(Stay at home!)、大学生としての学びの習慣の実践を自宅でしましょう。「あせらず・くさらず・あきらめず」ですよ。皆さんとお目にかかれることを、とてもとても楽しみにしています。