【快挙!会計ファイナンス学科で2名国税専門官に合格!!】

この度、会計ファイナンス学科4年の菊地さん(山田ゼミ)、朝比奈さん(小森ゼミ)の2名が国税専門官に見事合格しました!以下、「合格体験記」です。

 

 山田ゼミ4年の菊地美乃です。

 私は先日、国税専門官採用試験に最終合格し、その後行われた採用面接で東京国税局から内々定をいただきました。

 国税専門官という職業を知らない方のために簡単に紹介すると、職場は主に税務署や国税局で、その使命は納税者の自発的な納税義務の履行を、適正かつ円滑に実現することにあります。日本の課税制度には申告納税制度と賦課課税制度がありますが、国税庁が扱うのは申告納税制度です。つまり納税者に自発的な納税をしてもらえるように、働きかけていくことや、時には差押えや告発など厳しい手段を実行することが国税専門官の仕事です。

 試験は6月に一次の筆記試験と7月に二次の面接試験があり、総合得点の順位が合格水準に達すると最終合格することができます。さらにそこから希望の国税局に採用してもらうべく、8月にある採用面接を受験します。

 合格までの道のりはとても辛かったです。一次の筆記試験では択一式の基礎能力試験・専門試験、記述式の専門試験が行われます。とにかく科目が多く、1年くらいじっくり勉強しなければ間に合いません。私は予備校に通っていたのですが、何度も勉強につまずき、山田先生にアドバイスを頂いたり、予備校の先生に相談したりしました。二次の面接試験は、落ち着いてしっかりと熱意を伝えることを意識して、練習をして面接に挑んだところ、(内々定をいただいた後にお聞きしたのですが)面接官の方3人全員から非常に高い評価をしていただきました。その後の採用面接試験では、二次の面接試験の評価が高かったことから、意向確認程度で終わり、結果、希望していた東京国税局から内々定をいただくことができました。会計ファイナンス学科で目指せるのは公認会計士や税理士だけではないので、ぜひ受験してみてください!卒業後は夢だった職場で一生懸命働きたいと思います!

  

 小森ゼミ4年の朝比奈史佳です。

 通常は、公務員試験勉強は1年前2年前から始める方が多いですが、私は3年生の12月末から勉強を始めました。始めるのが遅かったため、不安になることもありましたが、その分一生懸命頑張ろうと考え、毎日少ない日でも10時間、多い日は16時間半勉強していました。勉強のペースを作るため、小森先生に勉強記録を送らせてもらい、モチベーションを保ちました。また、面接試験について、公務員試験は勉強だけができればよいのではなく、どんなに点数が良くても面接で落ちることも十分ありえます。小森ゼミでは複数のプロジェクトに参加する機会があり、そのうちの一つではリーダーもさせていただきましたし、ビジネスプランコンテストにも挑戦したため、面接の時に話す素材には困らず、面接カードも書きやすかったです。ぜひ公務員試験を受ける方はプロジェクトに積極的に参加してほしいです。実際にその経験があったからこそ、国税専門官の面接試験ではA評価を頂戴することができ、ぜひうちに来てほしいといっていただき、即日内々定をもらうことができました。小森先生はとても面倒見がよく、本当にお世話になったので、ゼミに入るのであれば小森ゼミがおすすめです。

 最後に、公務員試験を受けるか迷っている方、今からでも十分間に合うと思います。私自身も始めた時期は遅かったですが、国家一般、国税専門官、地方上級の最終合格をいただくことができたので、ぜひ将来の選択肢の一つとしてみなさんも考えてみてください。