【今年も租税教室プロジェクトを実施しました!】

 こんにちは。加納ゼミ3年の杉山碧です。令和8年2月6日(金)、加納ゼミのプロジェクトメンバーで昭和女子大学附属昭和小学校6年生3クラスを対象に、租税教室プロジェクトを実施いたしました。

 今回の目標は、児童に税金について関心を持ってもらうこと、そして税金の大切さを学んでもらうことでした。しかし、大学生である私たちにとっても難しい「税金」というテーマを、小学6年生にどのように伝えれば楽しく、分かりやすく教えることができるか非常に苦戦しました。

 そして、ただ聞くだけの授業ではなく、児童が主体的に参加できる授業にしたいと考え、スライドやシナリオはすべて一から作成しました。リーダーとして私は、メンバーそれぞれの個性を活かし、「私たちらしい色を出すこと」に強くこだわりました。

 その中で生まれたのが、サイコロを使った街づくりワークの導入と、道路陥没事故という時事的なテーマを取り入れたことです。街づくりワークでは、サイコロを使いながら「税金ありの街」と「税金なしの街」を比較し、税金が使われている施設にはどのようなものがあるのか、どのように街が形づくられていくのかを体験的に学べる内容にし、児童が税金の役割を体感できるよう工夫しました。道路陥没事故に関しては、まだ確定していない情報も多く、扱いが難しい題材でしたが、今だからこそ伝えられる学びがあると考え、あえて取り入れることに決めました。前例の有無にとらわれるのではなく、自分たちが本気で良いと思える授業を形にしようと挑戦した部分でした。

 しかし、新しい試みには不安も伴いました。児童が盛り上がりすぎて時間配分が崩れてしまうのではないか、ルールをすぐに理解してもらえるだろうかといった懸念から、実施を巡って意見が対立することもありました。それでも、「前例を超えるクオリティを目指したい」という想いは全員に共通していたため、ゼミ活動外でも集まり、何度もリハーサルを重ね、細部まで意見を擦り合わせながら完成度を高めていきました。

 また、初等部の先生方からいただいた温かいお言葉も、大きな励みとなりました。未完成の段階であっても良い点を見つけ、前向きな言葉をかけてくださったことが、私たちの背中を押してくださったと思います。

 迎えた本番では、児童の皆さんから想像以上に積極的な発言やリアクションがあり、前のめりで参加し、真剣に議論する姿を見て、私たちの想いが確かに届いていると実感し、嬉しく思いました。アンケートでは、「サイコロワークが楽しかった」「公平に集めることの大切さが分かった」「税の種類の多さに驚いた」といった声を沢山いただき、こだわって準備してきた部分が伝わったことに、大きな達成感を覚えました。

 授業自体は45分と、とても短い時間で、一瞬でしたが、その裏には多くの試行錯誤と努力があります。新しいことに挑戦する中で苦労もありましたが、それを乗り越えて形にできたことは、私たちにとってかけがえのない経験です。そして、このメンバーだったからこそ最後までやり切ることができたと感じています。素敵な仲間に出会えたこと、そしてチームで一つのものを本気で創り上げる経験ができたことに感謝するとともに、この経験を通して得た学びや絆は私たちにとって大きな財産となったことは間違いありません。

 最後になりますが、本プロジェクトの実施にあたりご協力いただいた昭和女子大学附属昭和小学校の皆様、世田谷税務署・渋谷税務署のご担当者様、そしてご指導くださった加納先生に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

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