【山田ゼミ3年:野村HD DEI推進部梅沢様をお迎えして】

 こんにちは!山田ゼミ3年副ゼミ長の廣井です。今回は野村證券を擁する野村HDのDEI推進部梅沢様をお招きしました。

 まず、「DEI」とはDiversity,Equity,& Inclusionの頭文字をとったものです。簡単にいえば、「多様性の時代」における大企業の取り組みについてです。女性の管理職比率を高める動きがある一方で、結婚し、子供を育てながらでも果たして女性は管理職を全うできるのかという現実的かつ切実な課題があります。性別を問わず、個人の能力に着目し、それを正当に評価し、企業価値の向上に活かそうといった動きが企業にはあります。利益を追求し、競争に打ち勝っていかなければならない企業において、特に「女性」を組織の中でどうやって活かし、かつ、「男性」といかに協働していけるかは長年の企業の課題です。その課題を解決し、多様性の時代と言われる中で、企業価値を高めていくために「DEI推進部」は存在しています。「sense of belonging」として「野村における自身の居場所で自分らしく成長することで組織ポテンシャルを最大限発揮」することを意図しています。

 DEI推進部の施策は、ジェンダー、育児、介護、治療、障がい、キャリア採用、多文化、LGBTQ+といった多分野にわたります。そのための社内研修も充実しています。途中でグループワークの時間もあり、「この仕事は体力がいるから男性がいいよね。育児中だと難しいよね。」と社内で言われた場合、あなたならどう対応しますか?といったディスカッションもしました。加えて、「会議において発言者が偏っている」場合にあなたならどうするかといったことも議論しました。背景には「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」があることも学びました。「共働き共育て社内カップル」の事例もとても参考になりました。男性社員の育児休業の取得が積極的に推進されている現状に、大学卒業後、大和証券で働かれていた山田先生はとても驚かれていました。

 現実に、企業社会で、結婚し、子育てをしながら管理職をされている女性社員がいらっしゃることは私たちにとって大きな励みとなりました。一方で、「女性だからできない」時代ではもうなくなってきているので、女性にとってはむしろ厳しい時代にもなってきたと個人的には思いました。この度は、お忙しい中、梅沢様、貴重なお話を誠にありがとうございました。

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