【貿易ゲーム】

こんにちは!会計ファイナンス学科教員の山田です。
私の「ファイナンス基礎」という授業で先日、「貿易ゲーム」を行いました。
授業では、8人前後のグループに分かれて行いました。それぞれのグループが「先進国」、「新興国」、「発展途上国」に分かれます。しかし、最初は自分たちのグループがどの国なのかはわかりません。勝敗は自国のGDP(国内総生産)をいかに高めたかによって決まります。実際にやってみると、必ずしも「先進国」が勝つとは限りません。「新興国」や「発展途上国」が知恵を働かせて「先進国」を凌駕することもあります。なかなかエキサイティングなゲームで、学生たちはみな活き活きと取り組んでいました。このゲームを行うと、「なぜ世界から紛争がなくならないか」が身をもってわかります。また、「なぜ経済格差が広がるのか」、「経済成長しない国はどのような国なのか」等々、様々な気づきがあります。小さな教室で起きていることが、まさに世界で起きていることなのです。
会計ファイナンス学科は机に向かって資格試験の勉強をしているイメージがあるかもしれませんが、本学科のカリキュラムは多岐にわたっており、バランスのとれた金融リテラシーの獲得を目指しています。このような体験型の学習の機会が会計ファイナンス学科には豊富にあります。我々教員も試行錯誤しながら自らのスキルアップを図り、昭和女子大学だからこそ受講できる素晴らしい授業を目指して自己研鑽しています。学生自らがまだ気づいていない個性や能力を引き出すのが我々教員の役目です。

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「貿易ゲーム」最終結果