【山田ゼミ:野村HD女性管理職の方をお招きして】

こんにちは!山田ゼミ3年ゼミ長の新見です。

前期最後のゲストは野村ホールディングス株式会社DEI推進室の大谷様、岩崎様そして男性営業職の原様をお招きしました。DEIとはダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの頭文字です。ダイバーシティとは、多様な価値観・人材が存在する状態、エクイティは個々の環境に合わせた公平な環境を作ること、インクルージョンは多様性を受容し、強みを活かしている状態です。野村ホールディングスでは女性が社員全体の4割を占めるまでになってきており、その女性の活躍は組織全体にとっても重要な課題になっています。全管理職に占める女性管理職の割合は15.1%(2023年4月時点)だそうです。 競争の厳しい金融業界で女性が結婚し、子供を産み、育児をしながらどのように管理職にまで到達するのかを、とても具体的にお話頂きました。とても穏やかで優しい、お母さんのような方でした。いろいろと質問にもお答え頂きました。証券営業についても大変参考になるお話が聴けました。そして最も印象に残ったのは、「管理職は成ろうと思ってなるものではい。」ということでした。管理職は自分が真剣に働いている中で、もっとこうしたら会社は良くなるのに、お客様も喜ぶのに、といった意識が芽生えた時に必然的に目指すようになるものだ、という回答には山田先生も含め、全員の心に響きました。単に偉くなろうと肩書を欲しがる人もいる中、大谷様がおっしゃるような管理職が増えて行ったら、きっと会社もどんどん良くなっていくだろうと思いました。「組織は人」なのだと実感したゼミの時間でした。