日本証券アナリスト協会寄付講座「ファイナンシャル・リテラシー」が始まりました

 会計ファイナンス学科教員の安藤です。
 10月1日(木)5時限目に、公益社団法人日本証券アナリスト協会様のご支援による寄付講座「ファイナンシャル・リテラシー」が始まりました。
 本講座では、資産形成に関する基礎知識を学びながら、資産形成コンサルタント(ABC)資格の取得を目指します。

 第1回の講義では、日本証券アナリスト協会参与の前原康宏先生に、「大学生の資産形成」をテーマにお話しいただきました。前原先生からは、物価の上昇とお金の購買力との関係、時間を味方につけた資産形成、リスクとリターンの考え方などについてご説明いただきました。

 特に印象的だったのは、大学生にとって大切な「資産」は、金融資産だけではないというお話です。知識やスキル、経験、人間関係などの「自分資産」を大学時代に育て、自分自身の価値を高めていくことも、将来に向けた大切な資産形成です。金融資産を形成することと、自分自身を成長させることをあわせて考える視点をお伝えいただきました。

 今年度の講義は、昨年度に引き続き、新井洋子先生にご担当いただきます。新井先生は、証券会社でのストラテジストや運用会社でのポートフォリオマネジャーなどのご経験をお持ちで、現在は独立・中立的な立場から、資産運用に関する情報発信や金融教育に取り組まれています。

 新井先生からは、お金に関することは、最後は自分自身で考え、判断する。そのために金融や経済を学ぶことが大切であるというお話がありました。また、資産運用は単に金融商品を選ぶことではなく、顧客がどのような目標を持っているのかを理解し、その実現を支えるための手段であること、そして信頼関係を築くことの重要性についても学びました。

 これからの講義では、資産形成に必要な知識を身につけるとともに、それを自分自身の将来や、将来金融に関わる仕事をするときの人との向き合い方にも結びつけながら学んでいきます。

 開講にあたりご支援いただいた日本証券アナリスト協会の皆様、前原先生、新井先生に心より感謝申し上げます。今年度も、学生のみなさんが学びを深め、受験、そして資格取得へと進んでいけるよう、後押ししてまいります。

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