【A日程入試合格者の皆さんへ】

合格おめでとうございます!学科長の山田です。

4月にこの世田谷のキャンパスで会えることを教員一同とても楽しみにしています。
会計ファイナンス学科は「勉強する」学科です。大学だから勉強するのは当たり前だろうと皆さんは思うかもしれませんが、実際にはバイトやサークル活動に浮かれて勉強を疎かにする学生が散見されるのも事実です。オープンキャンパスで学科説明を受けた学生なら覚悟ができているかもしれませんが、多くの一般入試の合格者は「こんなに勉強するの・・こんなに厳しいの・・。」といった感想をよくもらします。会計ファイナンス学科の目標は、皆さんが大学3年生になるまでに日商簿記検定2級とFP3級に合格することです。これは決して実現不可能な目標ではなく、努力した学生は1年次のうちに合格してしまいます。基本的には、専門学校に通うといったダブルスクールなしに、大学での学びだけで合格にもっていきます。ですから、入学後、皆さんの「やる気」次第で、いくらでも皆さんのレベルアップが図れます。皆さんは、本学の他に行きたい大学があったかもしれませんが、卒業するころには皆さんの方がはるかに成長していることでしょう・・。

また、会計だけでなくファイナンス教育においても、この学科には「株式仮想売買シミュレーション」といった画期的な学習ツールを装備しています。日経QUICK社の株価・財務データベースも使うことができます。皆さんの学修や研究に大いに活用できます。そして、教員はそれぞれがその道のプロフェッショナルであった実務家出身の教員から構成されています。理論と実践の架け橋となるような教育がなされます。

1・2年次に資格取得を励みに会計やファイナンスの基礎理論を叩き込み、3・4年次はそれを使えるものに変えるべく「ビジネススクール型」教育を行っていきます。経営者や株主の立場に立って、企業価値向上を考える実践的な授業が展開されます。もちろん、在学中に公認会計士や税理士の国家資格に挑戦する学生のサポートも徹底して行います。

是非、勉強して下さい。学ぶことはあなたの人生を助けます。学ばない人間は簡単に他人にだまされます。皆さんが抱えている多くの悩みは、「学ぶことでおおかた解決」していきます。ですから、入学したら、遊ばないで4年間じっくり勉強して下さい。社会に出てから遊べるように、この貴重な4年間を有意義に過ごしてもらいたいと思います。

<学科推薦図書>
①『スッキリわかる 日商簿記初級 第3版』滝澤ななみ, TAC出版開発グループ (著)  TAC出版
②『スッキリわかる 日商原価計算初級』滝澤ななみ, TAC出版開発グループ (著)  TAC出版
③『ビジネス・アカウンティング 第4版』山根節, 太田康広, 村上裕太郎 中央経済社
④『ざっくりわかるファイナンス』石野雄一著 光文社新書
⑤『新エコノミクスシリーズ 金融論 第2版』村瀬英彰著 日本評論社

<入学準備>
学科推薦図書①に示した『スッキリわかる 日商簿記初級 第3版』(すでに購入済みの場合には第2版も可)を活用して日商簿記検定初級の学習をしてください。入学後のオリエンテーション期間中に日商簿記検定初級を受験していただきます。すでに日商簿記初級の学習を終えた方は、日商簿記3級の学習をしてください。