【学科独自のメンターカフェ「アントレプレナーシップを考える」を実施しました】
皆さんこんにちは。
会計ファイナンス学科教員の加納です。
1/31(月)の13:10~14:40、「アントレプレナーシップを考える」と題し、初めての試みとなる会計ファイナンス学科独自のメンターカフェを実施し、二年生62名が出席しました。
「メンターカフェ」とは、昭和女子大学のキャリア教育の3本柱の一つを構成する「社会人メンター制度」の取り組みの一つです。
社会人メンター制度は、他大学にはない強力な人的ネットワークで、さまざまな職業・体験をお持ちの20代から70代女性約300人が、学生のロールモデルとしてアドバイスをしてくれる制度です。
今回は、小峰公認会計士事務所代表 小峰光氏、HM人事労務コンサルティング代表 丸山博美氏、ピースリンク通訳事務所代表 宮原美佳子氏の3名にご協力いただきました。
いずれも、企業に勤務された経験をお持ちで、その後会社を立ち上げ社長としてご活躍されている方々です。
今回のテーマの狙いは、本格的な就職活動を目前に控えた2年生を対象とし、「自分が目標とする企業の内定に向けたチャレンジも大切だが、人生全体を通して形成していく長期的なキャリア形成を意識すること」にあります。
3人のメンターの方々からは、「いったん企業に就職した後でも、人生にはさまざまなキャリアの形成の仕方があり、その意味で自分の専門性やキャリアの磨き方、生き方などを、幅広い視点で考え、失敗を過度に恐れずに、挑戦していくタフさ(その発想)を身につけること」について、アドバイスをいただきました。
参加した学生からは以下のような感想がありました。
・『アントレプレナーシップ(entrepreneurship)は, 今回「起業家的行動能力」と訳すことがより基本概念に近いということです。自立して生きていくのだということを常に念頭において生活し、たくさんの経験をして学んで行こうとする姿勢を大切にすること、学びの中で進む方向を考えていけば良いというアドバイスを下さり、丁寧に質問に答えて下さって有難かったです。なにより、今の段階で何かやりたいことがないことに関して不安に思う必要は全くないという言葉に勇気づけられました。』
・『自由が利く大学生の今だからこそ様々なことに挑戦していこうと非常に前向きな気持ちになりました。今日のメンターカフェは本当に聞けて良かったお話が多かったです。』
・『簿記検定受験のモチベーションが上がりました。』
・『メンターの皆さんがおっしゃっていた、経験は積み重なるもの、かけ算になるというお話が印象的でした。今回のお話を聞いて、視野を広く持ってこれから将来のことを考えていけるように思いました。』
・『始めてメンターさんの話を聞いたが、とても良かった。それぞれの方に共通して言えることは、挑戦してみるということだった。3回の各ブレイクアウトセッションで、学生が質問して答えるというのも面白くて、グループの人が私にとっても参考になる質問を多くしてくれたので参考になった。』
・『これまで躊躇していましたが、今後、個別メンタリングも積極的に受けてみたいと思います。大変ためになる機会を作っていただきありがとうございました!!』
・『普段人生の先輩と、人生そのものについて正面から話す機会があまりないため、このような機会があったのが自分にとってとても有意義だった。私はやりたいことや将来の目標がまだ明確になくふわふわしているのですが、今回話を聞きいろいろなことに挑戦してみようと感じました。』
・『「難しく考えすぎると動けなくなるから、視野を広く持って、たまには身を委ねることも大切だよ」という言葉を聞いて、就活などを目前にしていろいろと焦ってしまうことがあるけれど、過度に心配する必要はないのかなと心が少し軽くなりました。』
このように参加学生からの反響も大きかったため、次年度以降も、引き続き開催をしていきたいと思っています。
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