「5月~7月の検定試験結果」

こんにちは。会計ファイナンス学科教員の関です。

72名の新入生を迎えてスタートした新年度ですが、この4か月で各種検定試験に多数の学生が合格しています。検定試験の合格のみが大学での学修成果ではありませんが、特に1・2年次の専門科目の基礎を学修するプロセスとして、当学科では各種検定試験(簿記検定・ビジネス会計検定・FP技能検定など)を重視しています。

今年の新入生は72名のうち7名が当学科への入学前(入学決定後)に日商簿記検定3級に合格していました。そこで、65名が1年次終了時点までに日商簿記3級に合格することを目指しています。
6月9日(日)に実施された日商簿記検定3級では、1年生20名(希望者のみ)が受験し16名が合格しました(合格率:80.0%)。また、7月14日(日)に実施された全経簿記検定2級商業簿記(主催:公益社団法人全国経理教育協会、後援:文部科学省・日本簿記学会)では、59名が受験し30名(合格率:50.8%)が合格しました。
当学科への入学生のほとんどが本学入学後に簿記の学習を本格的に始めることを考えると、6月の日商簿記検定3級には本格的な学習開始後2カ月弱で、7月の全経簿記検定2級商業簿記には学習開始後約3か月で合格したことになります。今年の新入生も頑張っています。この調子で頑張りましょう!

2年生は自らのキャリアプランや学習進度に応じて、3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)(5月26日(日)に実施)や日商簿記検定2級、全経簿記検定1級を受験し合格しています。
具体的には、3級FP技能検定では、2年生13名が受験し7名が合格、2名が一部合格しています。試験範囲の改定に伴い昨年度から全国的に合格率が急低下し、当学科の学生も苦戦している日商簿記検定2級にも3名の学生が新たに合格、全経簿記検定1級(工業簿記)には8名、全経簿記検定1級(商業簿記)には1名の学生が合格しています。

1年生、2年生ともに、夏休み中の集中講義を通して簿記やFPに関する基礎知識・スキルをさらに充実させ、後期には更なる飛躍を期待しています。