仕事の先にある、社会とのつながり――朝日生命様による寄付講座「サステナビリティ経営入門」

 会計ファイナンス学科教員の安藤です。10月22日(木)の「金融ビジネスのニュートレンド」(朝日生命様寄付講座)では、朝日生命保険相互会社 調査広報部 CSR推進チームの木山直様をお迎えしました。テーマは「サステナビリティ経営入門」。入社5年目の木山様が、ご自身の経験も交えながら、わかりやすくお話しくださいました。

 サステナビリティは「持続可能性」と訳されますが、環境を守ることだけを意味するものではありません。環境・社会・経済を長期的な視点で捉える考え方です。講義では、社会課題の解決と企業の成長をともに目指す「サステナビリティ経営」を、朝日生命様の取り組みを通して学びました。

 朝日生命様では、保険商品・サービスによる暮らしの支援に加え、ESG投融資、環境保全、人財の活躍、人権の尊重などに取り組まれています。生命保険会社の役割も、万一への備えにとどまらず、人々がよりよく生きることを支える方向へと広がっていると伺いました。

 こうした経営を支えているのは、一つひとつの具体的な仕事です。木山様が担当されるGHG(温室効果ガス)排出量の集計では、各部署のデータを確認・分析し、削減施策や経営報告につなげます。環境保全活動でも、企画・

 準備・運営を経て、参加者の声や改善点を次に生かしていきます。実施して終わりではなく、結果を確かめ、改善を重ねる。企業の方針が日々の仕事を通じて形になっていく過程をご紹介いただきました。

 学生時代には、このような仕事に携わるとは想像していなかったという木山様。さまざまな部署と関わることを通じて会社全体を知ったり、ご自身の業務が環境保全や企業の未来につながると実感できることに、やりがいを感じていらっしゃるそうです。

 企業の取り組みを知ることは、就職活動での企業研究にもつながります。売上や利益などの「財務情報」だけでなく、環境への取り組みや人財の活躍などの「非財務情報」にも目を向けることで、企業が何を大切にし、どのような未来を目指しているのかをより深く理解できます。自分が働く場所を考えるうえでも、大切にしたい視点です。

 企業の取り組みと、そこで働く方の思い。その両方に触れた今回の講義が、学生の皆さんにとって、将来の仕事と社会とのつながりを考えるきっかけになればと思います。

 木山様、朝日生命様、サステナビリティ経営の取り組みと、それを支える仕事の魅力をお伝えいただき、ありがとうございました。

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