【山田ゼミ:行政について学ぶ】

こんにちは!山田ゼミ3年副ゼミ長の中村です。

今週はゼミが2回ありました。週末に行われたゼミでは獨協大学の大谷先生をお招きし、「行政」について学びました。大谷先生は茨木県庁で実際に公務員として長年働かれてました。実務家出身です。会計ファイナンス学科では政治や行政について学ぶ機会がないですが、山田先生はこの学科で学べないけど、今後の私たちの人生でとても大切なことに配慮してゼミのカリキュラムを考えてくれます。行政は私たちの生活に密着しています。知っておいた方が良いことばかりでした。地方行政において、現在、各地域の役所は個性を出そうと頑張っています。しかし、どうしても無難なものになってしまう背景には「官僚制」と「稟議制」があります。「官僚制」、「稟議制」に関する理解が深まりました。役所が時間通りに閉まってしまって理不尽な思いをした方もいるかもしれませんが、それは中立性、公平性に重きをおいているからです。誰に対しても等しくサービスを提供する。しかし、それはともすれば「融通が利かない」といったクレームになる可能性があります。官僚制は合理的な命令系統で、だれがやっても同じ成果を得られ、予測可能性が高くなければなりません。官僚制、稟議制にはメリットもデメリットもあるわけですが、よく考えられたシステムだと思いました。「ゆるキャラ」の地域別の経済効果などのお話や地域活性化の取り組みの事例など、実際の動画などを観ながらみんなで議論できたのは大変勉強になりました。一見、堅そうな行政のお話を、面白く、興味が湧くようにお話された大谷先生に感謝です!