課外講座「日商簿記1級 兼 公認会計士基礎講座」

みなさん、こんにちは。会計ファイナンス学科教員の関です。

今回は今年度から開始した課外講座「日商簿記1級 兼 公認会計士基礎講座」をご紹介します。この講座は日商簿記2級レベルの知識・スキルをすでに修得している会計ファイナンス学科の1・2年生を主な対象とし、資格試験の受験予備校と連携して実施しています。なお、オープンキャンパス等でもご説明しているとおり、当学科では日商簿記2級レベルまでの学習は正課の授業で行っていますが、日商簿記1級や公認会計士等の学習に関しては、授業外で課外講座や勉強会等を通じて、学生の学びを支援しています。

この講座を担当している講師は、石原雄大先生(公認会計士・税理士)です。石原先生は自ら会計事務所を経営している一方で、資格試験の受験予備校等での講師経験も豊富な先生です。

この講座では資格試験の受験予備校の教材を使用して、日商簿記1級や公認会計士試験の受験に向けた基礎的な内容に焦点を当てた講義を行いますが、当学科の学生が受講しやすい講義日程(講義スケジュール)としています。具体的には、当学科の学生が勉強時間を確保しやすい夏季休暇や春季休暇中に集中的に講義を配置する一方で、大学の正課の授業と両立できるように、学期中には講義を少なめに配置しています。

とはいえ、日商簿記1級も公認会計士も合格するためには膨大な学習時間が必要です。この講座に「出席するだけ」では到底合格できません(「出席するだけ」でも、実はかなり大変だとは思いますが・・・)。講義外での徹底した学習(講義内容の復習や問題演習)が求められます。また、この講座で基礎的な内容を学んだ後には、(特に公認会計士試験の受験を目指す場合には)連携する受験予備校を利用して学習をさらに継続することなども必要になります。受講生同士で助け合い、励まし合いながら、目標に向かって、楽しみながら学習してほしいと思います。

オープンキャンパス等でもご説明しているとおり、当学科は勉強する学科です。正課の授業(日商簿記2級レベルまでの学習)だけでなく、このような課外講座を活用して、貪欲に学んでほしいと思います。会計ファイナンス学科の教職員は学ぶ意欲のある学生を徹底的にサポートしていきます。