【一年生が簿記で大健闘しています!】
こんにちは。
会計ファイナンス学科教員の加納です。
今年度の一年生は、ご承知のように、これまでに経験のないコロナ禍での新入生です。
前期はほぼ大学に来られなかったため、同期の友達や先輩そして教員との直接交流の機会がほとんど持てず、これまで経験したことのない自宅でのオンラインによる勉強や多くの課題レポートへの取組みなど、多くの苦労をして学修に励んできました。
しかし、今年度の一年生は、このような厳しい学修環境の中であっても、「コロナをはじきとばす位の勢い」で、なんと学科創設以来最も高い簿記検定合格率を記録しました。
その様子は、以前の学科ブログでも書きましたが、それ以降さらにCBT試験による合格者も出て、一年生の日商簿記検定の3級の合格率は94.5%(55名中52名合格)に達しています。
また、学科では今年度、通常よりも、より早く、より多くの内容を学ぶクラスを、例年と異なり「希望制」にして門戸を開きました。
そのクラスを希望した一年生うち、より上位の日商簿記検定2級には13名がチャレンジし、現在既に6名の学生が合格しています(合格率46.1%)。これは、2020年11月(第156回)の東京商工会議所管内の合格率21.7%と比べても、相当高い実績だと言えそうです。
さらに後期に入り一部の授業・演習で教室での対面受講が可能になると、学生の一部は気の合う仲間とチームを結成して(チーム名称「にくまん」(4名))、TACが主催する「簿記チャンピオン大会」(2020.11.8(日)実施)に出場し、会場団体戦(池袋会場)で見事優勝を果たすなど、かつてないパフォーマンスを見せています(全国では9位入賞)。
(この大会では、日商簿記検定試験を想定した簿記1級から3級までの予想問題に挑戦しその得点を個人と団体で競い、全国成績上位者&チームが表彰されます)
現在、後期の授業は全て終わりましたが、会計ファイナンス学科では既に、今月2月28日(日)に実施する第157回の日商簿記検定に向けて、先週の土曜日から希望者を対象に直前答案練習講座(正課外講座)をスタートさせており、一年生の希望者は2級の合格に向けてピッチを上げ、最終の追い込みをかけています。
このように、どのような環境であっても会計ファイナンス学科では「常に学びを止めない」方針で知恵を絞り、教員全員が学生の指導にあたっています。
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