一年生の日商簿記3級の合格率が92.7%を達成しました! 

こんにちは。 会計ファイナンス学科教員の加納です。

一年生の日商簿記検定3級の合格率が92.7%(55名中、51名合格)を達成しました(「学科全体の合格率」=93.3%(60名中、56名合格者)。

以前大学HP上で、一年生の「11月検定(第156回)」の3級合格率は67.9%と報告したところですが、日本商工会議所は、令和2年12月14日から、「CBT試験」(いわゆるネット試験)を導入しました(https://www.kentei.ne.jp/32497)。

従来とは出題傾向や試験時間などが大きく異なるCBT試験に対応できるよう、会計ファイナンス学科では、この新しい検定試験制度導入直後に、いち早くオンライン上で対策講座(正課外)を実施し、まだ合格していない一年生全員を対象に、一人一人の学習進捗状況に応じた丁寧な個別指導を行ってきました。

その結果、CBT試験がスタートしてまだ1カ月程度しか経過していないにもかかわらず、 既に一年生13名が合格し、3級の合格率が先に掲げた92.7%に達しました。

この数字は、コロナ禍で入学した今年度の一年生が、多くの授業でこれまでとは異なるオンライン環境等で苦労して学習をしてきた状況を考えると、かなり高い学修成果と言えるのではないでしょうか。

もちろん、検定試験の合格だけが大学で目指す学修成果ではありませんし、単純な比較はできませんが、11月検定(第156回)の東京商工会議所の3級の合格率(48.5%)や、本学科の第一期生(現在の三年生)の3級の全体の合格率(88.9%)と比べても、この結果は遜色のないものだと言えそうです。

現在、3級に合格した一年生は(未合格者を含め)、現状に満足することなく、より上位の級の合格を目指して勉強を続けており、とりわけ来月(令和3年2月28日(第157回)) に実施される従来型の検定試験の合格も目指して頑張っています。

会計ファイナンス学科では、コロナ禍等どのような状況にあっても、これまで以上に学生に丁寧な指導を行い、合格に向けた手厚いサポートを徹底して参ります。