シカゴでの国際学会発表を通じて
会計ファイナンス学科教員の安藤です。2026年10月29日・30日に米国シカゴで開催された第22回 International Behavioural Finance Conferenceに参加し、研究発表を行いました。会場は、シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスのGleacher Centerです。


発表した研究のタイトルは、「Beyond Financial Literacy: Financial Education and Heterogeneous Participation in Derivatives Markets」です。金融教育を受けた経験と、先物やオプションなどのデリバティブ取引への参加との関係を、投資家の属性などにも着目しながら分析したものです。
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスは、多くのノーベル経済学賞受賞者を輩出してきた名門です。そのような場所で研究を発表できたことは、私にとって大きな経験となりました。

学会では、研究についてコメントをいただくとともに、基調講演やさまざまなセッションを通じて、新しい研究に触れることができました。海外の研究者の方々と直接お話しし、それぞれの関心や研究の進め方に触れられたことも、大変刺激になりました。
今回の学会では、日本からの参加者は私一人でしたが、思いがけず昭和女子大学とのつながりを感じる場面もありました。ボストンにある大学で教えていらっしゃる先生から、昭和女子大学のボストン校をご存じだと声をかけていただいたのです。遠く離れたシカゴで、大学の名前を通じて会話が始まったことも印象的でした。
学会後には、シカゴ大学のキャンパスも訪れました。歴史ある建物が並ぶキャンパスを歩きながら、長い年月をかけて受け継がれてきた学びの場の雰囲気に触れることができました。


今回の研究は、日本証券業協会からデータをご提供いただくとともに、昭和女子大学の研究助成金および海外学会発表支援助成金によるご支援を受けて実施しています。また、出張にあたっては、会計ファイナンス学科の先生方にも大変お世話になりました。多くの方々のご支援に、心より感謝申し上げます。
海外で研究を発表し、さまざまな方と交流したことで、私自身、多くのことを学びました。今回得た経験をこれからの研究や教育に生かすとともに、学生の皆さんが広い視野を持ち、それぞれの関心に向かって挑戦していけるよう、私も支えていきたいと思います。

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